高齢期から国の制度が変わるのは医療制度くらいかな？

そして今年の4月からは成人年齢が18歳に引き下げられました。

恐れ知らずの若い時代。あれこれ手を出して気（木）が多いので材木屋だと言われました(笑)。自分が何を求めているかさえ分からない。何をしたいか分からないと悩み、何かを得たいと本を貪りました。パワーを味方にエネルギッシュに活動した青年期でした。

そうこうしながらようやくやりたい仕事を見つけましたが、身の程知らずに追い求め過ぎてパワーダウン。また一からやり直し。教育費などの出費も増えて生活していくのが精いっぱい。理想や自分のやりたい事など考えてはいられない。只々一生懸命働いた壮年期でした。

年を経て生活が少し落ち着いてくると社会との関わり方にも意識が向くようになり、今までの仕事を振り返る余裕が出来てきました。職業人としてプロフェッショナルを目指したいという気持ちがより鮮明になった中年期でした。

健康という大きな資産を頂き、だからこそこの資産をどのように活用するべきか考えるには十分な年になりました。まさに老年期です。

大きな時代の流れを感じつつも生きるという事については何も変わらない大きな宇宙の原則があるように思います。それは誰もが平等に生かされている事。ならばジタバタしても始まらない。自然に逆らわずせめて気持ちだけでも悠々自適に過ごしたい。これからの目標です。

ファイナンシャルプランナー　芝 禮子